データバレーを運用するのにソフト以外に何が必要ですか?

必須の用品

PC

Windowsパソコンであれば、ほとんどどのようなものでも利用できます。詳しくは、必要なPCのスペックはどれくらいですか? をご覧ください。

ビデオカメラ・三脚

MP4形式で保存できるビデオカメラが推奨されます。最近では、スマートフォンでも画質が良くなり、使えるようになっています。三脚はビデオカメラを固定するために必要です。スマートフォンを使う場合は、三脚に固定するためのアタッチメントが必要となります。

ベンチコネクションに必要な用品

無線ルーター

ベンチコネクションをする場合は必須となります。入力用PCとベンチで情報を受け取るためには、無線LANを組んで接続する必要があります。試合会場では、アナリスト席(通常はエンドライン後方)から見てネット向こうサイドのベンチまで距離が20m以上はあるため、ある程度の距離、電波が飛ぶものを用意してください。ただし、多くの電波が飛んでいる会場では、通信が不安定になることがあります。バッテリー内蔵でないルーターの場合、試合会場に電源を用意する必要がでてきます。

受信用PC/タブレットPC/iPad

ベンチコネクションで、試合中リアルタイムで試合情報を入力PCのデータバレーから受け取るデバイスが必要で、監督などが手で持っておくのであればタブレットが便利です。ブラウザが使えれば、OSはいずれでも構いません(Windows、iOS、Android、Linuxなど)。WindowsとiOSには受信用アプリも用意されています。

ビデオキャプチャー装置

ベンチに映像を飛ばす機能がデータバレー4には備わっており、この機能を利用するためにはリアルタイムにビデオカメラからの映像をPCにキャプチャーしていく必要があります。ビデオキャプチャーにはソフトウエアエンコードとハードウエアエンコードの2種類があり、前者はUSBメモリーを少し大きくしたくらいの装置

あると便利な用品

外付けハードディスク

データバレーで使用する映像ファイルは試合時間にもよりますが、500Mb~2Gbとにもなり、これをPC内蔵のハードディスクやSSDに置いておくと、試合数が重なるにつれて容量を圧迫し、PCの快適な動作にも影響するため、古くなってすぐに使用することのない映像ファイルは、外付けのハードディスクなどにバックアップして、PC上のファイルを削除して、容量に余裕を持たせることが推奨されます。

USBメモリー

複数PC間で、ファイルを移動させたりする時に使います。

電源ケーブル

試合会場でPCや無線ルーターへの電源供給に使います。PCのバッテリーが長持ちしない場合、ベンチコネクションを使う場合には、電源を準備する必要がでてきます。アナリスト席からコンセントまでの距離のある会場では、25~50mくらいのケーブルが必要となることもあります。

ポータブル電源(外部バッテリー)

日本の体育館や、大会運営サイドでの取り決めによって、体育館のコンセントからの電源供給が受けられないことがあります。そのような場合、ポータブル電源を用意しておく必要がでてきます。