CPV117号(特集:ボールコーディネーション)が発刊されました。
CPV117号
特集:ボールコーディネーション
●ボールコーディネーション/河部 誠一
●ボールコーディネーションパスドリルライブラリー/編集部
●バルシューレ+バレーボール/福士 唯男
●ビーチバレーボールにおけるボールコーディネーションの重要性/柳澤 格
今回の特集は「ボールコーディネーション」です。
バレーボールは球技の中でもボールハンドリングが特に重要な競技です。しかし、ただ単純なパス練習だけでは、ボールコンタクトの前後の状況判断をしたり、思いがけずに飛んできたボールに対応したりする能力はなかなか身につきません。基礎運動能力としてボールとのコーディネーション能力が高められていれば、新しいプレーへの学習も加速するはずです。
ボールコーディネーションにおけるバレーボールのパスドリルを、ライブラリーとい形でまとめました。1 人で 1 つのボールを使用して行うものだけでなく、複数人で複数のボールを使用する難しいものまで多岐にわたっています。
バルシューレとは、どの球技にも必要な能力を、知らず知らずのうちに身につけられる子どものボールゲーム教室です。現在、各競技種目の要素とバルシューレを組み合わせて「バルシューレプラス」として展開しています。バルシューレ+バレーボールでボールコーディネーションを身につけられるようにしていきます。
2 人制のビーチバレーボールでは、次に繋いでくれるのはパートナー 1 人だけです。あらゆるところに飛んでくるボールを 2 人でカバーするためにもボールコンタクトのツールはたくさん持っておく必要があります。そして戦術的にもボールを操作しながら、味方や相手の状況やプレーの展開を視認したり、次の準備に入ったりすることがあります。そのため、さまざまなボールコーディネーショントレーニングが行われています。
連載記事
●ジュニアバレーボールの指導と実践/工藤 憲
第44回 0からのバレーボール指導(2)
●ペップトーク再考/岩崎 由純
~やる気を引き出す魔法の言葉~ 第3回
●Growing The Game Together/John Kessel
~アタックをもっと効果的に打てるようにしよう~
●JVCA総会レポート